【ボートレース福岡の特徴】データ傾向や予想する時のコツまで徹底解説！

福岡競艇場の特徴は？データ傾向や予想する時のコツまで徹底解説！

画像元：福岡市公式シティガイド YOKANAVI

全国２４ヶ所に存在する競艇場には、それぞれ特徴があるということはご存知でしょうか？

競艇の予想は、各競艇場の特徴や傾向を把握しておくことで舟券の的中率が大幅に上がると言っても過言ではないでしょう。

今回当記事では、『福岡競艇場の特徴』について詳しく紹介していきます。

福岡競艇場は、福岡県福岡市に位置する『１コースの勝率が低い競艇場』とされていました。

しかし、近年では福岡競艇場のインコースの勝率が全国平均同等の数値まで上がっているので注意しておきましょう。

福岡競艇場の細かな特徴、狙い目や予想する際のコツまで詳しく紹介していくので実際に、レースを予想する際にはぜひ、参考にしてみてくださいね。

福岡競艇場での的中率を上げたい人や、福岡競艇場で開催されるレースの舟券をよく購入する人には、今回の記事は特にオススメですよ。

それでは、順に見ていきましょう。

参考サイト：福岡競艇場の特徴と攻略方法／競艇５点買いの福岡攻略法

福岡競艇場の水面の特徴

画像元：福岡市公式シティガイド YOKANAVI

それでは、福岡競艇場の水面の特徴から見ていきましょう。

福岡競艇場は、博多湾の海水と那珂川の淡水を使用しているため、水質は『汽水』です。

海水が混ざっている汽水の水質は柔らかく、モーターが水面を捉えやすくなるという特徴があります。

そして、水質が柔らかいと艇が跳ねにくくなるという特徴もあるので、コーナーの際にスピードを落とさず全速でターンがしやすい水面と言えるでしょう。

また、福岡競艇場の水面は海と繋がっているため、干満差が発生することも特徴です。

干満差には名称があり、以下３つのパターンに分類されます。

・干満差が大きい日…大潮

・干満差が小さい日…小潮

・干満差がその中間の日…中潮

小潮の場合、干満差が小さいのでレースへの影響もほぼないとされています。

しかし、大潮の場合は干満差が大きくなってしまうので、潮の影響を考慮して予想することが重要です。

干満差や満ち引きの時刻など、潮の情報は出走表から確認することができるので、福岡競艇場で予想の際には必ず確認しておきましょう。

福岡競艇場のコースの特徴

画像元：ボートレース福岡 Official Site

次に、福岡競艇場のコースの特徴を見ていきましょう。

福岡競艇場のコースは以下の３点が特徴とされています。

・スタートラインのコース幅が広い

・第１ターンマークからスタンドまでの間隔が広い

・ピットがバックストレッチ側にある

それぞれ詳しく見ていきましょう。

スタートラインのコース幅がかなり広い

福岡競艇場は、他の競艇場と比べてスタートラインのコース幅がかなり広くなっています。

スタートラインのコース幅が広いと、４、５、６号艇の選手は第１ターンマークに向かう際に斜めに走ることになるので、第１コーナーまでの距離が長くなってしまいます。

そのため福岡競艇場では特に、内側の艇の選手が有利になると言えるでしょう。

第１ターンマークからスタンドまでの間隔が広い

福岡競艇場は、第１ターンマークからスタンドまでの間隔が広くなっていることが特徴です。

そのため、他の競艇場に比べて艇と艇の間隔を広く取ることができるので、『差し』や『まくり差し』が決まる可能性が高くなるでしょう。

そして、福岡競艇場ではスタートの技術やモーターの出足に加え、ターンの技術やモーターの周り足も重要になります。

周回展示の際に、各選手のモーターの周り足に注目しておくと良いでしょう。

ピットがバックストレッチ側にある

福岡競艇場は全国で唯一、ピットがバックストレッチ側にある競艇場です。

そのため、第２ターンマークを回り込んでコースに入る形になります。

距離が短くなってしまうことから、枠なり進入になる可能性は高めとされています。

また、距離が短くなってしまうことから深インになることも少なくありません。

展示航走に注目しておき、コースを取りに行きそうな選手がいる場合は注意しておきましょう。

福岡競艇場特有のうねりが発生する

福岡競艇場には、第１ターンマーク周辺に独特のうねりが発生するという特徴があります。

特に、満潮時刻付近や向かい風、左横風が吹くレースの場合にはうねりが発生しやすくなります。

うねりが発生しているレースではターンが流れやすくなるため、『まくり』が決まりにくくなるでしょう。

上記のことから、このようなレースの場合では、１コースの『逃げ』や２コースの『差し』が狙い目になります。

それに対して、干潮時刻付近や追い風、右横風が吹くレースの場合は２、３、４コースの『まくり』が狙い目になるでしょう。

このように、福岡競艇場ではうねりの影響を考えて予想することが重要です。

うねりを予想に活かすことで、舟券の的中率が上がる可能性は高くなるでしょう。

福岡競艇場の風による影響

続いて、福岡競艇場の風による影響を見てみましょう。

福岡競艇は、博多湾に面していることから風による影響が大きいとされている競艇場です。

そして、風向きが変わることによって影響があるコースも変わるので注意しておきましょう。

福岡競艇場の公式サイトを基に、風向きと有利になるコースを以下の表にまとめました。

風向き	有利になるコース
追い風	２、３コース
向かい風	１、４コース
左横風	１、２、３コース
右横風	２、３、４コース

このように、福岡競艇場では風向きによって有利になるコースが変化します。

向かい風が吹くレースで１コースの1着率が上がるのは、福岡競艇場の稀有な特徴と言えるでしょう。

また、左横風と右横風では有利になるコースが変わることも覚えておきたいポイントです。

このあたりは、福岡競艇場特有のうねりの影響によるものとされています。

そして、福岡競艇では風速や風向きが変わりやすいため、必ずレース毎に風の情報を確認するようにしておきましょう。

風の情報は、公式サイトの直前情報などから確認することができます。

福岡競艇場のデータ傾向から見る予想のコツ

最後に、福岡競艇場のデータ傾向のポイントから分かる、予想のコツを見ていきましょう。

福岡競艇場と全国平均それぞれのコース別１着率を以下の表にまとめました。

コース	福岡競艇場	全国平均
１コース	５５．３％	５３．４％
２コース	１５．６％	１４．４％
３コース	１５．９％	１２．１％
４コース	８．４％	１０．５％
５コース	３．７％	５．４％
６コース	１．１％	１．７％

集計期間：２０２０年４月１日～２０２１年３月３１日

参考サイト：艇国データバンク

上の表から、福岡競艇場のコース別のデータ傾向から以下の３つのポイントが挙げられます。

・１コースのオッズが高くなりやすい

・３コースの1着率が高い

・福岡支部の選手に注目しておく

それぞれ詳しく見ていきましょう。

１コースのオッズが高くなりやすい

冒頭でも少し触れましたが、福岡競艇場は以前に１コースの１着率が低かったので、１号艇に人気が集まりにくいという傾向が見受けられます。

しかし、近年では１コースの１着率が高くなっていて福岡競艇場の１コースの１着率は５５．３％と、全国平均に比べても少し高い数値になっているのです。

つまり、福岡競艇場の１コースは１着率も高く、オッズが高くなりやすいので狙い目になると言えるでしょう。

３コースの1着率が高い

福岡競艇場の３コースの1着率は、１５．９％と全国で１番高い数値になっています。

そのため、福岡競艇場では３コースの選手から積極的に高額配当を狙ってみても良いでしょう。

また、福岡競艇場では１、２コースの選手のスタートが遅れた際に、３コースの選手が『まくり』決めて１着になることが多く見受けられます。

各選手のスタートタイミングに注目し、スタート隊形まで予想するようにしておくと良いでしょう。

福岡支部の選手に注目しておく

前記したように、福岡競艇場は風や潮の影響が大きく、特有のうねりも発生することから難水面の競艇場と言われています。

そのため、福岡競艇場に慣れている地元、福岡支部の選手が有利になりやすいと言えるでしょう。

特に、レース初日など節の前半は他の選手が水面に慣れていないので、レースが荒れることも少なくありません。

特に、３号艇が福岡支部の選手の場合は『まくり』が決まる可能性が高くなるでしょう。

まとめ

今回当記事では、『福岡競艇場の特徴』について詳しく紹介してきました。

福岡競艇場の特徴について、もう一度見てみると